
土地が契約寸前で2度もダメになったので、しばらくマイホームづくりに対する気持ちが少し冷めている 期間がありました。ただ、ながーい土地探しの時間があったおかげでいろいろなことを学ぶ時間がありました。 ひょんな出会いをした工務店Fさんからは、「いろいろな工法を見てみてください。」と言われていた。
住宅には、木造、鉄骨、コンクリート造などいろいろあるが、この点に関しては、木造以外目もくれなかった。 やっぱり、木が一番でしょー。たまに月刊ハウジングなどで、設計士のコンクリート造の家などが紹介されていたが、 まったく魅力を感じなかった。ぬくもりや暖かさを感じるのは、木造以外にはないでしょ。
木造の中には、
とあるが、実は私、結構、ツーバイフォー工法とパネル工法に関してはある程度の知識があった。 一時期真剣にツーバイフォー工法でセルフビルドして家を建てようと「マイホームを自分で建てよう」系の本を何冊も読んでいたときもあったくらいであった。
セルフビルドを断念したのは、時間がかかりすぎるということもあったが、やはり国産の木を使った外張断熱工法の家にしようと思ったのが一番の理由である。 自分でもとりあえず、家は建てられるであろうと思ってはいたが(ホント?)、結露しない高性能住宅をつくるのは・・・、と考えて断念した。 やはり、素人さんよりは、職人さんの味のある仕事の方がいいですもんねー。
上記の工法の中から、軸組工法がいいと結論を出したのだが、その一番の理由は、木に顔をするすりできるからだー。 まじめに検討している方、すいません。
多くの建築現場を見学したわたしは、在来工法の現場で柱から匂ってくるあの何ともいえない匂いに参っていた。 その匂いを嗅ぐと、思わず顔をすりすりさせて、鼻をくんくんさせてしまうのだ。 そんな人って、わたしだけでないよね。ツーバイフォーやパネルでは、顔をすりすりしようとは思わなかったのである。 (しつこいね)何か味がないというか。(けっして食べたわけではありませんよ)冗談はともかく、 やはり国産の木(檜や杉など)を柱として使いたいと思ったのが一番である。 ツーバイフォー、パネルは、ともに輸入材を使用しており、この多雨多湿の日本に適しているとは思えなかった。
外張断熱工法に関しては、地域柄、近くにやっている工務店が少なかった。
いくつか検討した工法は、以下の通りである。
(1)PAC住宅
間取りに対する考え方は、私に大きな影響を与えた。また、国産の無垢材を多用しており、 家の内装・センスなどもとても私好みであった。が、この地方ではまだ1棟も建築していないということと、サポート建築というやり方になり、ちょっと割高になってしまう。また、いくらサポートするといっても結局、毎日いるわけでないし、その担当する工務店との相性になってしまう。また、最初は換気の方法が自然換気をとっており、とても憧れたが、ちょっと無理があるかなと思い、換気に関しては、計画換気の方がいいかなと最終的に判断した。
(2)FB工法
特長は、断熱ラインが屋根ではなく、天井としており、超高気密。換気方法は、熱交換型を採用しており、
冬は冷たい外気を暖め、夏は熱い外気を冷やして床下へ送り込む工法。
この熱交換型は、言葉的にはとても魅力だが、機械のメンテナンスに少し不安を感じたことと、
ダクトを通して、壁体内を通り、室内に入るという経路が少し気になった。換気とは、人のためにすることであり、
室内が一番最後ということに抵抗を感じた。(別にFB工法だけの話ではないですね)
(3)ソーラーサーキット工法
外張断熱・二重通気工法で計画換気。最初の頃は、よく分からなかったが、実は以外とシンプルかなーと
思えるようになった。
世の中には、ソーラーサーキットで建てたいが、なかなか近くに業者がいなかったりと業者探しに苦労している方も結構いらっしゃるようだが、 私の場合、本当にラッキーで、すぐ近くにいたのであった。
また、何度か話していて、工務店Fさんの人柄にもひかれていた。とにかく、誠実のかたまりのような人で、 正直な家造りをしている人であった。何回も建築現場を嫌な顔ひとつせず案内してくれ、床下から小屋裏まで何一つ隠さず、 説明をしてくれた。内装なども無垢のフローリングや塗り壁など自然素材を使用しており、山荘風でとてもわたし好みであった。
工務店Fさんのことを少し紹介すると、建設会社に勤めているときに、ソーラーサーキット工法に出会い、 自分の家をソーラーサーキットで建てて見たそうです。で、これは本当にいいということで、独立をしたのですが、 その頃は、「いい家がほしい」の本も出版されていない時期で、なかなか周囲から受け入れてくれなく、 受注がなくて、新聞配達などもしながら、生計を立てたこともあるようです。
現在も一人で設計・監理をしながら、年間5〜6棟くらいを建てている工務店さんです。
で、工法も大事だが、やはり人と人との相性が一番大事だと思う。ちょっと注意しなければいけないのは、 営業マンと相性があってもいい家はできませんが・・・。 その人の家造りに対する思いがどれほどのものなのか、じっくり検討する必要があると思う。
この時点で私の依頼先は、ほぼ気持ちが固まっていた。(はやっ)