
今回は、工務店Fさんについて、簡単にご紹介いたします。と全く、基礎工事とは関係のない話から始めさせてもらいます。
私も工務店Fさんと知り合い、もうかれこれ3年近くになります。その間、様々なふれあいがありましたが、本当に一言で言えば、
「誠実のかたまり」というような人です。まったく表裏がない性格です。本人もこれを見てるかもしれないので、あんまりほめると
照れてしまうかもしれませんが・・・。
過去の経歴を簡単にお話ししますと、別荘関係の工事設計・監理を行っていたようですが、色々な工法を研究していたときに、 ソーラーサーキットに出会ったそうです。で、早速、ご自宅をソーラーサーキットにて建てられ、性能・住み心地などに確信を得て、 独立をされるようになったと聞いています。その当時は、松井さんの『いい家がほしい』という本も出てない頃で、誰もソーラーサーキット なんて知らなかったときで、独立当初は、かなり苦労されたようです。半年くらいは、全く注文がなく、新聞配達までされて生計を 立てられたようです。
それが今や、1人で年5〜6棟のペースで設計・監理されています。その誠実さが周りから信用を受け、今から1年先までの注文が、 紹介で入っているようです。私も既に建てられた人のお家へ行ったときには、工務店Fさん以上に、お客さんが営業マンになっていたことを 思い出します。
うちの2人の坊主たちも工務店Fさんが大好きです。通常、うちの団地へ来てもらい、打合せをしていたのですが、 工務店Fさんが来ると、2人とも真っ先に玄関へ出迎えに行きます。
長男坊「○○さん、お土産は?」。おまえは、それしか言えないのか。恥ずかしいから、やめてくれ。
次男坊は、打合せ中、ずっと、工務店Fさんのひざの上にぴょこんと座って、ペンを取り上げ、邪魔をしています。
頼むから、図面の上にコーヒーとかこぼさないで。
これに懲りずに、今後も長いつきあいになりますので、宜しくお願いします。
さて本題に入りますが、いよいよ、底盤部のコンクリート打設の日がやってまいりました。
2002年10月8日![]()
今日の天気予報は、曇りだったのですが、午後から予報が外れ、雨になってしまいました。
コンクリートの打設の日だったので、なるべく雨が降らない方がよかったのですが、作業を見ることは出来ませんでしたが、打設が終わった後に雨が降ってきたようです。
打設中だとコンクリートに水が入り良くないと思いますが、打設後だったので、大きな問題はなかったと思います。
また、打設後であれば、プラスチックのひび割れ対策として、コンクリート面に散水等をして処置することもあるようです。
この真ん中に見える配筋は、SCポストといって、大引きをのせるためのものの配筋です。円形をしていて、直径で約50cmくらいになるそうです。
2002年10月9日![]()
底盤部の打設の次の日、早速、内側の型枠が組まれてました。底盤部もすっかりコンクリートが固まっており、歩ける状態となっています。
2002年10月10日![]()
立ち上がり部へのコンクリート打設、そして、アンカーボルトの取付作業が行われました。
この写真は、配筋だけであった状態から、円形のものへとなり、直径50cmの大きさのものとなりました。
真ん中周辺にかたまっていますが、計13カ所に配置されています。また、何年か前までは、直径30cmくらいのものを採用して
いたらしいのですが、土台との関係上、良くないこともあったそうで、直径50cmのものを採用するようになったそうです。
円形をしているのは、空気の流れをよくするためのものと聞いています。
また、外周の立ち上がり部分は、すでに型枠の中へコンクリートが打設されており、アンカーボルトが取り付けされていました。
このアンカーボルトは、一般的な呼び方ではないようですが、「田植え式」を採用して行ったようです。
「田植え」のようにアンカーボルトを差し込んでいくので、「田植え式」と言われるようですが、基礎屋さんは、あまりその言葉
を聞かないらしく、ぽかんとした顔をしていました。古い言い方なのかな。
我が家の場合、基礎幅は150oで、土台幅は120oです。このアンカーボルトは、当然、土台の芯に設ける必要があります。 ただ、確実に土台の真ん中に狂いもなくいくかというと、手作業のため、そうはいかないようです。 一応、全部のアンカーボルトをチェックしましたが、問題はなさそうでした。 これも、20〜30oくらいずれるようなケースもあるので、十分チェックが必要です。
アンカーボルトの出は、計ってみると145oくらいでした。これも多少の誤差はありましたが、2〜3o前後の許容範囲内のものでした。
まだ、コンクリートの部分が固まっていなかったため、コンベックスの先があたり、少しだけ傷がついてしまいました。
(ごめんなさい)
また、まだ確実にコンクリートが固まっていないときに、何かがぶつかったらしく、アンカーボルトの1本が少し、傾いていました。 これは、工務店Fさんへ連絡したときに伝えて、後日、しっかり補修されていました。
この部分は、床下ダンパーという開閉式の換気口となる部分です。我が家では、合計7カ所、設置します。
この通常より長いアンカーボルトは、耐震用のためのものらしく、通し柱(1階から2階までが1本の柱)の近くに設置されていました。
アンカーボルトの出は、190oくらいでした。基礎屋さん曰く「通常、これは4角につけるんだけどね。」と言っていましたが、
我が家では、計8カ所ありました。このアンカーボルトは、ホールダウン金物というものを使用して基礎と柱を直接緊穴するものらしいです。
このホールダウン金物というものは、5〜6年前までは設けいている工事現場というものは、あまりなかったようです。
それが大分、状況が変わっており、今では半数以上の現場で設けられているようです。
いよいよ、基礎工事も最終段階に入ってきましたが、アンカーボルトに関して、私の意見を少し、述べさせてもらいます。基礎工事の中で行われる
アンカーボルトの位置だしだけを取り上げれば、大手ハウスメーカーさんの方がより正確な位置だしが出来てると思われます。
当然、すべての大手ハウスメーカーさんが出来てるわけではありませんが、工場でアンカーボルトの穴加工を
して、現場へ納めるということが出来ているメーカーさんは、より基礎工事での位置だしが重要となっています。
それに対し、まだまだ中小の工務店さんでは、土台の穴開けは、現場あわせとなっているところがほとんどでしょう。
この正確ではないことが原因で不具合が起きることがまだまだあるようです。たとえば、土台の継ぎ手位置近くに
アンカーボルトがないといったようなことです。こういったことが今後、改善されて、よい方向へと向かうことを
期待したいと思います。