
一生に一度あるかないかというマイホームづくり。
間取りや仕様を決めるとき・・・。とてもワクワクしますよね。
マイホームを持とうと考えてから最短でも半年は掛かりますが、あとから考えると、あっという間に終わってしまったなと強く思います。 この大切な時間をもっと家造りに参加して、楽しんでみませんか!!
これからご紹介するのは、わたしがおこなった誰でもできるセルフビルド(ハーフ)&DIYです。 家造りに参加することによって、自分のマイホームにもっと愛着感が持てますし、またさらにコストダウンにも大きくつながっていきます。
自分が思いっきり楽しんで、さらにコストダウンもすることができる!! こんないいことはありませんよ!! みなさんも是非、積極的に家造りに参加してみましょう!!
ひとつ、ここで注意点を申し上げておきたいと思います。これは自分でやってみたいと思ったことは、 当たり前ですが、メーカーさんもしくは工務店さんの現場監督さんに必ず了承を取って下さいね。 現場監督さんは、工程管理を行っていますので、みなさんが参加されるとき、次工程への影響がないとも言い切れません。 ですから、現場監督さんと相談して、スケジュール的に可能なのかどうか、じっくり話し合って決めて下さい。 現場監督さんからOKが出たら、さあ、それに向けて、準備です。
みなさん、まず最初に「セルフビルド、DIY」と聞いて、尻込みしてしまう人がいらっしゃいますか?
でもご安心下さい!!わたしは、子供の頃から、父親に「ぶきっちょ、ぶきっちょ」と言われていました。 それが今となっては、周りの友人から、「ほんと、器用だね〜。」なんて、たまに言われたりします。 自分では、全然器用だなんて思いませんし、いまだに「ぶきっちょ」だと思っています。
そう、何事もそうですが、やる気さえあればどうにでもなります。そう、気合いが大切です。 (気合いだけで片づけるな!!)
アメリカ人は、本当にDIYが大好きですよね!!自分でできることは、自分で何でもやってしまう!! また、中古住宅としての不動産価値があるため、みんな、家の補修など休日を使って、やってしまうみたいです。 でもご安心下さい!!(またかい!)どうみても、多くのアメリカ人は、おおざっぱで、仕事が丁寧とは思えません。 そう、日本人ほど器用じゃないはずです。(間違いないと思う。)
そんなアメリカ人がやってることです。あなたにできないことはないはずです。こんなわたしもかなりのおおざっぱです。 さあ、ちょっとはできるような気がしてきましたよね。(えっ、前置きはいいから、はやくしろって・・・)
それでは、ご紹介していきたいと思います。
★214,000円のコストダウン。(最大で350,000も)★
まず、一番最初にご紹介するのが、フローリングの塗装工事です。難易度としては全くの0で、とにかく気合いだけが必要です。 変な話、気合いだけでOKです。
我が家で行った作業は、建築日記の防水工事&塗装工事2で紹介しています。
我が家では床を除く、壁、天井、巾木、枠材、廻り縁を私が塗装いたしました。後から考えると床も充分、自分でやることが出来たなと思いました。 屋根もフローリングなのですが、塗装せずに無塗装のままです。ムラが出来て変な仕上がりになるのではと思うかもしれませんが、透明のものを使用すれば、全く心配なくきれいに仕上げることができます。
フローリング塗装であれば、引き渡し後にゆっくり時間を気にせず行っても構いませんので、次の工程等を気にすることなく出来て、いいんじゃないでしょうか?
ただ、これをやるには、前提条件としてひとつ。フローリングには是非、無垢のフローリングを選択してください。(当たり前か!!)
わたしの家は、フローリングには、信州産のからまつを採用しました。ちょっと国産ものなので、パイン材に比べて割高ではありました。
無垢材の良さは、いうまでもなく、その肌触りの優しさ、温かさをとても感じることが出来ます。 よく、ソーラーサーキットや高断熱高気密の家でも冬、床が冷たいというような話が出てきますが、フローリング材に針葉樹の無垢材を使うだけでかなり変わってくると思います。
広葉樹のものもありますが(例えばかりんなど)ちょっと堅いし、針葉樹よりは冷たいです。 我が家は、私を含め男3人、冬でも裸足ですし、スリッパなしではいられなかった超冷え性の奥様もスリッパ要らずになりました。
まとめますとメリットとして、
デメリットは、
そうデメリットは、小さい子供がいる家はとにかく傷だらけになってしまいます。それを気にせずにいられるような人じゃないと難しいかもしれません。
さて、わたしが実際に使用した塗料について少しご紹介したいと思います。
「人と環境に優しい、無毒無害でリニューアブルな塗料が欲しい」という願いで誕生したドイツのリボス社のカルデットを使用しました。
植物から生まれた自然健康塗料で、特徴と利点は以下の通りです。(商品に添付されている表記より引用します)
使用感は、本当に塗りやすいですし、何よりも安全であるという点が非常によいと思います。 実際に塗るときにも室内ですが特に匂いなど何も気にすることなく塗ることが出来ました。
また、一番気になる仕上がり面ですが、全く問題なく素人のわたしでも上手に仕上がりました。もう、ほとんどプロ並みです。(たぶん?)
屋内でも屋外でも使用できる環境に優しい自然健康塗料です。
リボス【カルデット】のカラーオイル。ぜひ、使ってみて下さい。
自然健康塗料 リボス カルデット屋内外木部用カラークリア0.75L、2.5L、10L(お勧め度★★★★★)
もう一つお勧めのおもしろ〜い塗料をご紹介したいと思います。 それは、青森ひば、ヒノキチオール、シックハウス、地球環境改善エコロジー商品を取り扱うエコデパの蜜蝋ワックスです。 この蜜蝋ワックスは、材木屋とハチミツ職人がつくったワックスで、未晒し(無漂白)の蜜ロウと純正エゴマ油(無農薬)の二つの原料だけで作られた、 内装の木材・竹・籐・コルクタイル用ワックスです。植物と蜜蜂の力を借り、自然を活かし、職人達の技術で仕上げていて、 シックハウス、シックスクール症候群の対処に最適なおもしろ〜いワックスです。
開発者・小川耕太郎さんのお話をご紹介します。
小学校の見学で、使われている化学塗料の為気分が悪くなった! 1996年に、地元材を使った小学校が建ち、見学に行きました。ところが、塗料に含まれた化学物質で気分が悪くなってしまいました。 当時、私は家業である製材業を営んでいましたので、木の本来の良さを生かし、化学物質に頼らないワックスが出来ないだろうかと考えました。 試行錯誤の末、木の呼吸を妨げず、自然な艶を与えるワックスが出来ました。「未晒し蜜ロウワックス」です。 原料につきましては、地域の誰がどのような考え方で、どのように生産したかが分かるモノを利用しております。特に養蜂場を営む中村夫妻との出会いが、決定的でした・・・(開発者・小川耕太郎さんの話)
蜜蝋ワックス 100ml、1L、4L、18L(お勧め度★★★★★)
塗るときの注意点をいくつか述べておきます。私は、ハケと手ぬぐいを用意して塗ったのですが、
ハケは塗装屋さんにも言われましたが、値段によってかなり仕上がり具合が違ってくるので、なるべく高い価格のものを使用した方がいいよと勧められました。
★136,000円のコストダウン。(最大で620,000も)★
次にご紹介しますのは、かなり頑張って楽しみたいという人にお勧めの内壁・左官工事です。
内壁の仕上げですが、通常石膏ボードの上にクロスを貼るのが一般的ではありますが、やはり味のある壁を楽しみたいのであれば、ここ最近流行の珪藻土や中霧島壁などを使ってみてはいかがでしょうか?
無垢のフローリングと相性ぴったしで、自然の部屋という感じがとてもよく、味わい深い仕上がりになりますよ。
左官作業はまるっきし簡単ではありませんが、子供部屋や夫婦の寝室など特にお客様がよく出入りする場所でなければ、そんなに仕上がり具合は気にせずに、思いっきり楽しんでみてもいいんじゃないでしょうか?
また、ここ最近は、もっと手頃に塗れるようなものも出てきていますので、手軽にDIYにチャレンジしてみましょう。
また考えようによっては、こんな考え方もあります。わたしの知人では、まだ子供が小さいので、 石膏ボードのままの仕上がりにして、子供にさんざん落書きとかをさせている人たちもいます(いい想い出にもなりますね)。 そして、ちょっと子供が大きくなった段階で、フローリングを張ったり、左官工事をしたりすることを考えています。
そのように、左官工事は、引き渡し後にも出来ますので、それから何を塗ろうかとか考えても遅くはありません。
ちなみに我が家でも寝室は引き渡し前に、子供部屋は引き渡し後に行いました。
我が家で行った作業は、建築日記の左官工事5で紹介しています。(これは引き渡し前にやった第一回目の作業なのでちょっと下手ですが、第二回目はとても綺麗に仕上がっています)
実際にこの作業を行うときは、まずどこかで必ず練習することをお勧めします。
石膏ボードなどを購入してきて、まずはそれを練習台にして、実際にコテを使ってみた方がいいです。
左官工事を体験させてくれる塗り壁隊といったところもありますので、そういったところに積極的に声を掛け、実際に塗らせてもらうといいと思います。外断熱の地熱住宅を造っている玉川建設でも中霧島壁の体験教室を開いていますので、参加されるとおもしろいと思います。
左官屋さんがやっているのを見ていると本当に簡単そうに見えるのですが、実際にコテを持つと正直言ってめちゃくちゃ難しいです。(あれっ、タイトルと違うって・・・。(笑)そういうツッコミはなしですよ。??)
まず、一番最初にコテに材料をのせるのがちょっと一苦労です。
こればかりはコツはなく、もう慣れるしかありません。
その前に一番大事なことを言うのを忘れていました。
そう、何を隠そうやはりこの作業で一番大事なことは、とにかく材料の撹拌です。
一に撹拌、二に撹拌、三四がなくて、五に撹拌です。えっ、誰が言ったって・・・。このわたしです。(笑)
通常、塗り壁に使う材料の袋もしくは施工マニュアルがついていますので、まずはそれに従って、撹拌する量を忠実に正確に入れることが肝心だと思います。プロの左官屋さんは、もう長年のカンで分量を計らずに見た目や撹拌したときの手応えで判断して、撹拌していきますが、我々素人は、そのようなやり方は無理なので、とにかくマニュアルに忠実にやってみることが一番大切だと思います。
ただこれがまた難しいところで、マニュアル通りの量でやればベストかと言われればまたそうではなくて(どっちやねん)、一度マニュアル通りに撹拌して、それを塗ってみてどうなのか?ちょうどよい塗りやすい状態なのか判断する必要があります。
マニュアル通りの量でちょうどよければそれはそれでOKだし、ちょっと水が足りなければ水を入れて調整するしかありません。
わたしが実際にやった中霧島壁もマニュアルよりも水の量は若干多めに入れました。この分量は本当に微妙なので、仕上がりの違いで塗りやすさに大きく影響しますので、色々と調整して塗ってみるを繰り返し行って、その感覚を掴んで下さい。
さて最初に量についてお話ししましたが、量と同様、いやそれ以上に大事なのが、撹拌する時間です。
出来ることであるならば、どこかで攪拌機をレンタルした方がいいです。もしそれが無理であるならば、誰か友人知人に声を掛け、助っ人を頼むべきです。左官作業をする時は、決して一人で行わない方が賢明だと思います。
わたしは、寝室の左官作業を一人でやって、本当に大変でした。二人以上で作業が出来るのであれば、一人は撹拌作業に徹して、もう一人が壁塗りをするという風に作業分担した方がよいと思います。
なぜかというと、撹拌したものは、最低1時間以内に塗らないと固まってしまい、材料が使えなくなってしまうのです。また、ある一面を塗りだしたら、途中で休憩をおいてというわけにはいかないので、その一面を塗りきらないといけません。 時間を置いてしまうと、その部分がアラになってしまうからです。この一面を塗りきるというのは、慣れていない素人の私たちにとってはかなり大変です。ですから、壁を塗りながら、撹拌もしてという作業は、無理だと思います。
そして肝心の撹拌作業ですが、これはもうとにかく木っ端等を使い、腕が死にたくなるほど撹拌を続けて下さい。 撹拌しすぎたということはありませんので、大体我々がもうこれでいいかなと思った撹拌した時間の倍の時間はやった方が間違いありません。しっかり、撹拌したかしないかによって、この作業の90%は決まると思った方がいいです。
ちょっと長くなりましたが、次は、コテについてお話ししたいと思います。
コテはやっぱりちょっと値段がいいものを買った方がいいと思います。わたしも自分が買ってきたものと左官屋さんが持っていたものを塗り比べしてみましたが、やっぱり職人さんのものは、めちゃくちゃ塗りやすいです。後々のことを考えたら、ちょっといいものを購入しておいた方が無難です。コテは、普通のものと目地専用のものを用意すればよいと思います。
練習するときはまず石膏ボードか何かを寝かせた状態でやってみた方がいいです。その状態で上手く出来るようになったら、今度は、壁に立てかけて練習してみた方がいいです。わたしもそうでしたが、最初はコテに乗せた1/3くらいの材料が下に落ちてしまうと思います。ただこれも撹拌の出来次第で、良い撹拌が出来ていれば、そんなに落ちたりはしないです。
仕上げのパターンは色々ありますので自分の好きなパターンを色々と試してみて下さい。
どうしても初めてやると、コテを色々動かしすぎる傾向にありますが、遠くから仕上げの状態を見ると、あまり動かしすぎない方がいい出来になります。
長くなりすぎましたが、なにか出来そうな気がしてきましたよね!!さあ、みなさん、Let's Try!!
また、次回、材料や道具のことについて、説明したいと思います。